学習 平均二乗誤差とは?MSEの意味・計算方法・使いどころをわかりやすく解説
平均二乗誤差(へいきんにじょうごさ)は、機械学習モデルの良し悪しを測る物差しの一つです。機械学習では、あるデータから未来の値を予想する、といったことを行います。この予想された値と、実際に起きた値との間にズレが生じますが、このズレを「誤差」と言います。平均二乗誤差は、この誤差を測る尺度であり、値が小さいほど予想の精度が高いことを示します。
具体的には、まず予想値と実際の値の差を求めます。次に、その差を二乗します。二乗することにより、大きなズレはより大きな値となり、小さなズレは小さな値となります。例えば、誤差が2の場合は二乗すると4になり、誤差が10の場合は二乗すると100になります。このように二乗することで、大きな誤差をより重視して評価することができます。
そして、全てのデータ点における二乗した誤差の平均値を求めます。これが平均二乗誤差です。平均を求めることで、データ全体としての誤差の大きさを把握することができます。
例えば、商品の売上の予想モデルを考えた場合、過去の売上データを使ってモデルを学習させます。そして、学習したモデルを使って未来の売上を予想します。この時、平均二乗誤差を使ってモデルの精度を評価することができます。平均二乗誤差が小さければ小さいほど、モデルが正確に売上を予想できていることを意味します。
平均二乗誤差は、特に連続した値を予想する問題でよく使われます。例えば、気温や株価の予想などです。一方で、物の種類を判別する、といった問題には適していません。これは、平均二乗誤差が連続した値のズレを測る尺度であるためです。
