開発環境 Docker入門:アプリ開発をスムーズに
Dockerとは、アプリを動かすための箱のようなものを作ることができる、誰でも使える道具です。この箱のことを「入れ物」と呼びます。この入れ物を使うと、アプリに必要な部品を全てまとめて、他の場所に簡単に移動したり、複製したりできます。
従来のアプリを動かす方法では、大きな機械全体を借りるようなものでした。例えば、遊園地全体を借りて、その中のメリーゴーランドだけを使うようなものです。しかしDockerでは、メリーゴーランドとその周りの必要なものだけを、小さな箱に入れて持ち運ぶことができます。そのため、場所を取らず、準備も早く、電気代も節約できます。
この入れ物を作るには、設計図が必要です。この設計図には、アプリに必要な部品や、部品の配置などが細かく書かれています。一度設計図を作れば、同じ入れ物をいくつでも簡単に作ることができます。また、この入れ物は、色々な種類の機械で動かすことができます。家のパソコンでも、会社の機械でも、大きな計算機でも、同じように動きます。
開発者は、この入れ物のおかげで、アプリを動かす環境の差異に悩まされることが少なくなります。「このパソコンでは動くのに、別の機械では動かない」という問題は、多くの場合、環境の違いが原因です。Dockerを使えば、環境の違いを吸収してくれる入れ物の中にアプリを格納できるので、このような問題を回避しやすくなります。つまり、開発者はアプリの開発そのものに集中できるようになり、作業が効率化されるのです。
