その他 SCMで経営効率アップ!
ものづくりは、材料を集めることから始まり、工場で組み立て、お店に並べ、そしてお客さまの手元に届くまで、いくつもの工程があります。まるで鎖のようにつながった、この一連の流れ全体を供給連鎖と呼びます。そして、この供給連鎖全体をうまく管理するのが、供給連鎖管理、つまりSCMです。
SCMは、供給連鎖に関わる全ての活動を管理します。まず、製品を作るために必要な材料を、いつ、どこから、どれだけ仕入れるかを計画します。そして、工場での生産計画を立て、作った製品は倉庫で保管し、注文に応じてお店やお客さまへ届けます。さらに、お客さまが製品を使った後の修理や点検といったアフターサービスまで、SCMの管理範囲です。
SCMの目的は、供給連鎖全体を最適化することです。一つひとつの工程を効率化するのはもちろん大切ですが、SCMでは、全体を見渡して、無駄をなくし、全体としてのコストを下げることを目指します。例えば、材料の仕入れ値を安く抑えることばかりに注目すると、在庫が増えすぎて保管費用がかさんでしまうかもしれません。あるいは、納期を最優先にして、輸送コストが高くなってしまうこともあるでしょう。SCMでは、コスト、納期、品質、そしてお客さま満足度など、様々な要素をバランスよく管理することが重要です。
SCMをうまく活用することで、企業は様々なメリットを得られます。材料の無駄をなくし、保管費用を抑え、輸送にかかる時間を短縮することで、製品価格を抑えることができます。また、お客さまのニーズに合わせた製品を、必要な時に必要なだけ供給することで、お客さま満足度を高めることができます。このように、SCMは、企業が競争力を高め、成長していく上で、欠かせないものとなっています。
