セキュリティ 危険な開放DNSサーバ:オープンリゾルバ
開放されている名前解決用機器、いわゆる公開名前解決装置とは、誰もが自由に使えるインターネット上の名前解決用機器のことです。名前解決用機器は、私たちが普段使う場所の名前(例えば、ウェブサイトの住所)を、機械が分かる言葉(例えば、場所を示す番号)に変換する役割を担っています。例えるなら、インターネット上にある電話帳のようなものです。公開名前解決装置は、この電話帳を誰でも自由に見て、使えるように公開している状態です。
本来、名前解決用機器は特定の仲間内でのみ使えるように設定されるものです。しかし、設定のミスなどで部外者にも開放されてしまう場合があります。これは、誰でも家の電話帳を自由に使えるようにしているようなもので、安全面で問題があります。例えば、悪意のある人がこの公開名前解決装置を踏み台にして、大量の場所を示す番号を別の機械に送りつけ、その機械を動作不能にさせる攻撃(サービス不能攻撃)を行う可能性があります。また、名前解決の情報を盗み見され、偽の場所に誘導される危険性もあります。偽の場所に誘導されると、個人情報やパスワードを盗まれる可能性も出てきます。
自分の名前解決用機器が公開名前解決装置になっていないか確認することは、インターネットを安全に利用するために非常に大切です。確認方法はいくつかありますが、専門の検査場所を使うのが簡単です。もし自分の名前解決用機器が公開名前解決装置になっている場合は、すぐに設定を見直す必要があります。設定方法が分からない場合は、インターネット回線を提供している会社に相談するのが良いでしょう。安全なインターネット環境を守るために、公開名前解決装置の問題について正しく理解し、対策を講じるようにしましょう。
