デバッガ

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開発環境

開発効率を爆上げ!IDEのススメ

統合開発環境(開発を一つにまとめた環境)とは、様々な道具を一つにまとめた、ものを作る人にとって便利な道具箱のようなものです。家を作る大工さんを例に考えてみましょう。大工さんは、木を切るノコギリ、釘を打つ金槌、ネジを締めるドライバーなど、たくさんの道具を使います。これらの道具が、作業現場に散らばっていたらどうでしょうか。使うたびに道具を探し回らなければならず、作業効率は悪くなってしまいます。そこで、道具箱にこれらの道具をまとめておくことで、必要な時にすぐに取り出せ、作業効率がぐっと上がります。統合開発環境もこれと同じです。 プログラムを作る人にとって、エディタ(文字を書く道具)、コンパイラ(プログラムを機械がわかる言葉に変換する道具)、リンカ(プログラムの部品を繋げる道具)、デバッガ(プログラムの間違いを探す道具)といった様々な道具が必要です。従来は、これらの道具は別々に用意され、それぞれを連携させて使う必要がありました。これは、大工さんが道具箱を持たずに、必要な道具を探し回るようなものです。統合開発環境の登場により、これらの道具が一つの場所にまとめられ、一つの画面ですべての作業を行うことができるようになりました。まるで、必要な道具が全て手元にある、大工さんの理想の作業場を実現したかのようです。 統合開発環境を使うことで、開発の工程は格段に楽になります。例えば、プログラムの間違いを見つけた時、従来は複数の道具と画面を行き来して修正する必要がありました。しかし統合開発環境では、一つの画面で間違いの場所を特定し、すぐに修正することができます。これは、開発にかかる時間を大幅に短縮し、ものを作る人に、本来の仕事である「ものづくり」に集中できる時間を与えてくれます。統合開発環境は、ものを作る人の負担を軽くし、より良いものを作るための助けとなる、まさに「開発を一つにまとめた環境」と言えるでしょう。